今すぐ払えるお金がない場合でも任意整理は可能!その仕組みを確認
ざっくりポイント
  • 任意整理をするためにかかる相談料・費用
  • 今すぐ払えるお金がなくても任意整理は依頼可能
  • 任意整理で払えるお金がない場合の対応方法

目次

【Cross Talk 】カツカツで今すぐ弁護士費用を用意するのは無理!任意整理できる?

借金の返済が難しくなっており、任意整理を考えています。といっても弁護士への相談や、依頼する場合には弁護士費用がかかりますよね?給料日までまだ先なのに今支払えるお金がなくてカツカツなのですが、任意整理はできますか?

そもそも債務整理に力を入れている弁護士は、相談を無料でやっていますし、弁護士費用も分割払いで良いとすることになっており、無理なく債務整理を始めることが可能です。

本当ですか?私の相談を聞いてください!

今すぐ払えるお金がない場合でも任意整理ができる場合はある!弁護士費用の支払いや任意整理の返済について確認

弁護士に法律問題の相談・依頼をするには費用がかかります。法律相談料や着手金といった費用がかかるので、依頼をするにはお金が必要です。しかし、債務整理が必要な状況にある場合には、これらの支払いをすることも難しいのが通常です。債務整理に力を入れている弁護士・法律事務所であれば、このような事情を熟知しています。そのため、今すぐお金がない場合でも任意整理を依頼することが可能にしています。このページでは、今すぐ払えるお金がない人でも任意整理を相談・依頼することができる仕組みと、任意整理を依頼した後の支払いについてお伝えいたします。

任意整理は今すぐ払えるお金がなくてもできる

知っておきたい借金(債務)整理のポイント
  • 任意整理の弁護士費用
  • 今すぐ払えるお金がなくても相談・依頼をすることができる

任意整理は今すぐ払えるお金がなくても相談や、依頼ができるんですか?

はい、債務整理に力をいれている弁護士であれば相談料は無料のことがほとんどです。また依頼にあたっても分割での支払いが可能ですよ。

借金返済に困っている方の多くが、給与が入るとすぐに返済に回して、足りなくなったら返済をしてできた枠から再度借り入れをする、ということを繰り返しています。
そのため、常に使うことができるお金が不足しており、債務整理をするために弁護士に相談や依頼をしようと思っても払えるお金がない、と考えてしまうでしょう。

任意整理をするのにはどのくらいの弁護士費用が必要か

まず、そもそも任意整理をするためには、どのくらいの弁護士費用がかかるのでしょうか。
任意整理をするためには、まず借金についての相談をする必要があります。

弁護士や司法書士に相談をする場合には30分5,000円程度の相談料がかかることがあります(東京新宿法律事務所は無料で相談が可能です)。
任意整理を依頼する場合には、依頼をした段階で着手金の支払いが必要です。

任意整理の着手金が1社5万円程度かかるので、例えば3社の任意整理をする場合には15万円がかかります(東京新宿法律事務所は、着手金は1社あたり44,000円(税込み)なので、3社ですと、132,000円(税込み)です)。
これらを無理なく支払って債務整理をすることができる仕組みとしては次のようなものがあります。

相談料が無料で専門家に相談できるサービスを利用

まずは、相談料が無料のサービスの利用を検討しましょう。
市区町村の借金相談、都道府県の弁護士会・司法書士会、法テラスなど公的な機関では、借金問題について無料で相談できる窓口があります。
しかし、債務整理に力を入れている弁護士・司法書士であれば、返済が苦しい人の立場をよく理解しているので、相談料を無料にして相談しやすい体制を整えています。

このような弁護士・司法書士に相談をしたほうが、債務整理の経験・実績も豊富なので適切な解決方法を提示してもらうことが可能といえます。
上述のとおり、東京新宿法律事務所も借金の相談は何度でも無料なので遠慮なくご相談ください。

任意整理は今すぐ払えるお金がなくても利用が可能

相談は無料でできるとして、数万円以上はかかる着手金の支払いはどのようにすれば良いのでしょうか。
債務整理に強い弁護士・司法書士は着手金について分割での支払いを可能としています。
弁護士に依頼をすれば、貸金業者への毎月の返済をストップすることができるので、その分を弁護士費用の支払いにスライドすることで、スムーズに任意整理を依頼することが可能です。

任意整理でどれくらいの金額の支払いをする必要があるのか

知っておきたい借金(債務)整理のポイント
  • 任意整理後に借金の支払いをどのように行うか
  • 任意整理成立後に支払う弁護士費用と支払いの仕方

任意整理を相談・依頼をすることは無理なくできることがわかりました。任意整理をした後にお金が払えるかどうかも心配なのですが…。

任意整理をして、どのようなお金の支払いが発生するかを確認しましょう。

任意整理を相談・依頼することができても、任意整理をした後にどのようなお金の支払いが発生するのかを確認しましょう。

任意整理をするとどのような支払いになるのか

任意整理をすると、基本的には借金の元金を36回~60回(3年~5年)で支払うことになります。
借金が180万円あるとすると、3万円(60回分割)~5万円(36回分割)を毎月支払う必要があります。

成功報酬

弁護士・司法書士が任意整理を終わらせると、成功報酬が発生します。
成功報酬には次のような種類があります。

種類 概要(税込み) 東京新宿法律事務所の費用(税込み)
解決報酬金 案件が終わったときに固定で発生する費用。
1社につき上限22,000円。
1社につき22,000円

減額報酬金 減額した額に一定の割合を乗じた額で請求する費用。
上限は11%。30万円の減額に成功すれば、30万円×11%=33,000円
減額できた金額×11%
過払金報酬金 過払い金が発生した場合に、取り戻した額に一定の割合を乗じて請求する金額。
上限は交渉が22%・訴訟をした場合には27.5%。
回収した金額×22%
(訴訟回収した金額×27.5%)

任意整理が終わった後に発生するものなので、債権者への返済と同時になることから、この費用も分割払いにしたり、先に預かっておくなど、無理なく支払いをすることができるように配慮がされています。

任意整理で払えるお金がない場合には

このような方法でも支払いができない、という場合もあります。
この場合には、任意整理にこだわるのではなく、自己破産や個人再生を検討しましょう。
自己破産や個人再生は、言葉のイメージや裁判所に申立てをすることになる手続きであるため、敬遠されがちです。

しかし、自己破産は借金が免責される可能性がある強力な債務整理方法であり、自己破産が利用できない事情がある場合でも個人再生によって減額をすれば返済が無理なく行える場合があります。
無理に任意整理を行って、返済ができなくなった場合には、あらためて債務整理をすることが必要になるため、これらの手続きも検討してみましょう。
どの手続きが最適かは、弁護士に依頼するときの借金相談をしながら決めるとよいでしょう。

まとめ

このページでは、今すぐ支払うお金がない場合に任意整理をすることは可能か、についてお伝えしてきました。
すぐに支払うことができない事情がある場合でも、任意整理の相談・依頼はスムーズに行うことが可能です。
まずは、弁護士に相談をしてみるようにしてください。