借金まみれの生活を早く終わらせるには?
ざっくりポイント
  • 借金まみれになると生活できなくなるのはなぜ?
  • いち早く借金まみれの日々を終わらせるべき5つの理由
  • 借金まみれの生活から抜け出す方法

目次

【Cross Talk 】借金まみれで生活できない!早く終わらせたいです。

合計3社から借金をしていて、借金まみれで生活できません。早く終わらせるにはどんな方法がありますか?自己破産しかないでしょうか?

それだけ借金があると、生活は厳しいでしょうね。必ず自己破産というわけではないのですが、債務整理をすることは検討したほうが良いですよ。

そうなんですね!詳しく教えてもらえませんか?

借金まみれで生活できない!なぜなのか?対策は?

借金が多くなってくると、生活が非常に苦しくなります。返済があるから当然なのですが、それだけではなく借金返済が大変で生活ができなくなる理由があります。このページでは、借金が多くなってきて生活が苦しくなる理由と、早く借金まみれの生活からは抜け出したほうがいいこと、借金まみれの生活から抜け出す方法についてお伝えいたします。

借金まみれで生活できない!なぜ?

知っておきたい借金(債務)整理のポイント
  • 借金まみれになると利息の支払いが家計を圧迫する
  • 複数の支払い日に追われ支払いが終わったとたんに気が抜けてつい使いすぎることも

借金まみれになると生活ができなくなるのには理由があるのでしょうか?

利息が家計を圧迫することもそうですが、支払い日に追われて家計が把握できなくなり、返済が終わると気が抜けてその日はつい使いすぎ、それを繰り返すことで常に家計を圧迫することもある人も多いためです。

借金まみれだと生活できない!それはなぜなのでしょうか。

利息の支払いが家計を圧迫

借金の額が多くなればなるほど、毎月の利息の額が増え、家計を圧迫するのが大きな原因の一つです。
利息は、借金の元金に利率を乗じて求めます。

つまり、借金まみれになる=借金の元金が増えることによって、利息の支払いが増え、家計をどんどん圧迫します。

支払い日ばかりに気が取られ返済が終わると気が抜ける

借金が百万円を超えるような場合、複数の貸金業者から借り入れを行なうことが通常です。
この場合に、複数の貸金業者からの借り入れの返済日が異なることが多く、その支払い日にどうやって支払うかに苦慮することになります。

節約をしたり、他社から借り入れをしてなんとか支払う、ということを繰り返しているうちに、毎月の家計全体の把握ができなくなり、返済ができれば「今日くらいは…」と気を抜いてついつい使いすぎることが多くなります。
結果、家計全体からするとお金を使いすぎているという状況になり、生活が苦しい状態が続くことになります。

いち早く借金まみれの日々を終わらせるべき5つの理由

知っておきたい借金(債務)整理のポイント
  • 借金まみれの日々は早く終わらせたほうがいい理由

毎回の返済日に無事に払えていればなんとかなるかな…と思っているのですが、やっぱり早く支払ってしまったほうが良いですよね?

そうですね。いくつか理由はあるのですが、5つの理由を知っておいてください。

借金まみれの日々はいち早く終わらせるべきなのですが、その理由として次の5つの理由を確認しましょう。

預貯金ができない

借金まみれの日々だと、返済が最優先となってしまい、預貯金ができなくなります。
急な病気や事故、勤務先の倒産に備えられません。

住宅ローン・自動車ローンが組めない

結婚をして住宅ローンを組む・自動車の購入に自動車ローンを組む、ということができなくなります。

住宅ローンや自動車ローンは、貸付をする金額が多く、消費者金融の審査のように簡易なものではなく、収入・支出・現在の借金の状況・頭金の額など様々な要素によって審査が行われます。

特に住宅ローンを組む場合、頭金の額やどうやって貯めていたかなどは、審査にあたって重要視されます。
長年借金まみれでなんとか返済している、というような場合には、審査が通らない可能性が高いです。

経済的負担のみならず精神的負担が大きい

借金まみれの生活を続けることは経済的負担のみならず、精神的負担も大きいです。
返済日が来るたびに、返済のための金策をしなければならず、また延滞すると督促の電話・通知を受けるなどを繰り返すことになります。

延滞するとブラックリスト・遅延損害金が発生

延滞をすると、延滞した分について、遅延損害金が発生し、余計に支払わなければなりません。
また、61日以上返済が滞ると、ブラックリストとして、新たな借り入れができなくなります。

放置すると裁判を起こされて最終的には給料を差し押さえ

返済ができなくなった状態を放置すると、裁判を起こされて、最終的には給与の差し押さえを受けることになります。
給与は1/4を差し押さえることができ、毎月の給与から差し引かれます。
会社に借金をしていることが知られ、差し押さえられた給与分の手取りが減ってしまいます。

借金まみれの生活から抜け出す方法

知っておきたい借金(債務)整理のポイント
  • 借金まみれの生活から抜け出す方法

借金まみれの生活から抜け出すためにはどのような方法がありますか?

いくつかあるのですが、債務整理を検討するようにしてください。

借金まみれの生活から抜け出す方法には次のような方法があります。

元金を返済する

上述した通り、借金は元金に利率を乗じて計算されます。
そのため、まずは元金を返済して、減らす必要があります。

節約・収入を増やして繰り上げ返済

現状の収支で元金を多めに返済できない場合には、節約をする・収入を増やすなどして、返済のできる額を増やして、繰り上げ返済をしましょう。

借り換え・おまとめローン

利息を軽減する可能性があるものとして、借り換え・おまとめローンの利用があります。
借り換えローンとは、消費者金融や信販会社などから借り入れしていたものについて、それらを返済してしまうために安い利率で貸付を行なうローンをいいます。

おまとめローンとは、複数の消費借金融などからの借り入れを返済してしまうためのローンで、返済を一本化するものです。
消費者金融や信販会社は、借り入れがしやすい分、利率が高く設定されています。

そのため、利率が低い銀行などの借り換え・おまとめローンの利用によって、利息の負担をへらすことが可能です。

ただし、借り換え・おまとめローンは審査が厳しく、借金まみれになっているような状況では、審査が通らないことがほとんどで、利用できる人は限られます。

債務整理

借金返済が厳しくなっているような状況であれば、債務整理をすることをおすすめします。
借金返済ができなくなった場合には、自己破産と考える方も多いのですが、債務整理には自己破産の他に任意整理・個人再生という方法があり、その人にあった方法で借金まみれの生活から再建が可能です。
債務整理は弁護士に相談をして行ないます。

まとめ

このページでは、借金まみれの生活から抜け出す方法についてお伝えしました。
借金まみれの生活は、利息の支払いという経済的な負担とともに、複数の貸金業者への返済に追われるなど精神的負担も大きいです。
債務整理を早めに行って、借金まみれの生活を早く抜け出すことをおすすめします。