借金返済について無料で相談できる所とおすすめの相談方法について解説

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【Cross Talk 】無料で借金問題の相談をしたい

借金返済が厳しくなった場合に、どのような手があるかを相談するにも、なるべくお金はかけたくないと考える方も多いです。借金問題の相談を初回無料で受け付けているところは多いのですが、債務整理は弁護士・司法書士にしかできず、司法書士は権限が限られていますので、最初から弁護士に相談することをおすすめいたします。

無料で借金返済について相談できるところ

無料で借金返済について相談できるところにはどのようなところがあるのでしょうか。

自治体の法律相談

市区町村などが住民に対して各種相談業務を実施する中で、法律問題については地域の弁護士に無料で相談できるようにしています。
自治体によりますが、例えば東京都新宿区の場合には、居住している住民と新宿区で勤めている方に対して、祝日を除く毎週火曜日と木曜日に、午後1時から午後3時30分までの間に30分間相談が可能となっています。
（参考：無料法律相談・交通事故相談｜新宿区ホームページ)。
相談をするには前もって予約をとったうえで当日に30分だけ相談が可能です。
30分しか相談できないので事前に相談内容を準備しておく必要があるうえに、担当する弁護士が債務整理の依頼を受けていない・債務整理には詳しくないということも珍しくないので注意が必要です。

法テラス

法テラス（日本司法支援センター）でも無料相談が可能です。
法テラスでは、収入額が一定以下の方で（一人暮らしの場合には手取り182,000円※東京・大阪以外　住宅ローンがある場合には4,1000円が加算される）かつ、資産総額が一定以下（一人暮らしの場合180万円以下）である場合に、1つの問題に対して3回までの相談を無料としています。
地域によっては借金相談として相談することも可能ですが、借金問題に詳しくない弁護士に相談する場合もあり、依頼を受けてもらえない可能性があるので注意が必要です。

弁護士会・司法書士会

各都道府県には弁護士会・司法書士会があり、無料相談を実施しています。
例えば、東京新宿法律事務所が所属している第二東京弁護士会では、債務整理に関する相談は無料で受けられます。
事前に予約が必要であることが多いので、お住まいの地域の弁護士会・司法書士会のホームページを確認しください。
こちらも、借金相談について詳しくない弁護士・司法書士が担当する可能性が否定できません。

日本貸金業協会

日本貸金業協会でも、借金についての無料相談を受け付けています。
しかし、日本貸金業協会自体が債務整理を取り扱えるわけではないので、債務整理が必要な際には弁護士・司法書士に相談するようにという対応をされるでしょう。
貸金業者の取り立てが、貸金業法に定められた制限を守っていないような場合には苦情を受け付けているので、貸金業者の違法な取り立てについてはこちらに相談をしてみましょう。
（参考：借金などについて相談したい｜日本貸金業協会ホームページ)

日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会でも、借金の相談をうけつけています。
こちらは月曜～金曜日の10:00～12:40・2:00～4:30が執務時間となっています。
（参考：日本クレジットカウンセリング協会ホームページ)

全国銀行協会

全国銀行協会では、カウンセリングサービスを実施しています。
直接の面談で相談ができるのは東京と大阪だけですが、電話でも相談が可能です。
全国銀行協会も債務整理ができるわけではないので、相談にとどまる点は注意が必要です。
（参考：カウンセリングサービス｜全国銀行協会　)

国民生活センター

国民生活センターでも、多重債務問題やヤミ金融などの違法業者についての相談・注意喚起を行っています。
ただし、国民生活センターの中心的な役割は消費者問題であり、借金問題は最終的には債務整理が必要で、弁護士・司法書士への相談を紹介されるにとどまります。

貸金業者の相談受付

貸金業者はそれぞれ独自に返済が厳しい場合のための相談窓口を設けています。
借金返済が厳しくなったときには、借り入れをしている貸金業者の相談窓口に相談してみるのも良いでしょう。
家賃の更新や冠婚葬祭の費用に必要で本当に一時的に返済が苦しいという場合に、貸金業者に相談をすれば、一時的に利息のみ支払えば良いなどの軽減措置をとってくれる場合もあります。

各種団体の無料相談

借金問題については様々な団体が無料相談を受け付けています。
元多重債務者やその家族などが、自分の経験を生かして相談に乗るなどして、中にはNGO団体として活動するものもあります。
当然弁護士・司法書士ではない団体・NGOは債務整理ができませんので、最終的には弁護士・司法書士に依頼する必要があります。
注意が必要なのが、これらの中には、所属している弁護士会・司法書士会から懲戒処分を受けて集客ができなくなっている弁護士・司法書士を紹介する場合があります。
また、資格を有していないのに有資格者であるように振る舞って依頼を受ける方を紹介する場合があります。
最初から弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。

弁護士・司法書士の無料相談

弁護士・司法書士が初回無料相談を行っていることがあります。
通常、弁護士・司法書士に相談する際には、30分5,000円～程度の相談料が必要で、ある分野に精通している場合には相談料がさらに増えることもあります。
しかし、債務整理に注力している弁護士・司法書士であれば、多重債務者が相談料の負担も難しいことを熟知しているので、かえって初回は無料で相談に乗っています。
初回相談料が無料の弁護士・司法書士を探して直接相談しましょう。
なお、東京新宿法律事務所も初回無料で借金問題・債務整理の相談にのっています。

おすすめなのは最初から弁護士に相談する

無料相談はいろいろなところで実施されていますが、一番のおすすめは弁護士に相談することです。

借金返済の、最も効果的な解決方法は債務整理

借金返済の最も効果的な解決方法は債務整理です。
他にも借り換え・おまとめローンの利用や、副業や家計改善などの方法もないわけではありません。
しかし、借り換え・おまとめローンは銀行から借り入れるため審査が厳しく、返済に困っているような状態のときには利用できないことのほうが多いです。
一方、副業や家計改善もあまり過度なものや長期間無理をすると、体調を壊してしまうなどで、長期的な改善に向かない場合があります。
債務整理で返済を楽にしたほうが、根本的な解決になります。
ですので、債務整理の依頼を受けられる弁護士に相談するのがもっとも良い方法です。

司法書士は権限が限られているため最初から弁護士に相談

なお、債務整理については司法書士も相談にのれますが、司法書士は自己破産・個人再生では代理人になれない、任意整理でも債務額が140万円までのものしか対応できないなど、権限に制限があります。
そのため、最初から権限に制限のない弁護士に相談するのがおすすめです。

まとめ

このページでは、借金問題についての無料相談をしてくれるところには、どのようなところがあるのかについてお伝えしました。
借金問題の相談ができるところはたくさんあるのですが、最初から弁護士の債務整理相談を利用することをおすすめします。
上述しましたが、東京新宿法律事務所でも借金の無料相談を承っていますので、ぜひご活用ください。