【境野弁護士】インタビュー
【境野弁護士】インタビュー
弁護士を目指した理由
専門職で働き方が自由というところに惹かれました。
事務所に在籍しても会社員のように労働時間が決まっているわけではなく、休み方も働き方も縛りが少ない。
TSLもコアタイムは決まっていますが、裁量に任せてもらえるので満足しています。
TSLに入所した理由や決め手を教えてください。
司法修習の後、別の事務所で3~4ヶ月働いて、1年前にTSLに転籍しました。
入所の決め手は、雰囲気の良さと若い弁護士が多く、自分も成長できそうだと思ったからです。
実はTSLで幼馴染みが働いていて、以前から風通しがよくて雰囲気のいい事務所だと聞いていました。
面接で代表弁護士の中村先生とお話していくなかで理念を持って経営されていることを知り、人として信頼できた点も大きかったです。
入所前後でイメージにギャップはありましたか?
事務所の雰囲気も教えてください。
ギャップはなく、思っていた以上に質問がしやすい点がよかったです。
以前の事務所では、先生方が忙しそうにしていたので、お伺いを立ててから質問をしていました。
でも、今の自分の席の場合、後ろを向けばすぐに聞ける環境で、他の先生も気軽に応じてくれるのでとても助かります。
自分が入所したときは コロナ禍で飲み会もなく、打ち解ける機会が少なかったのですが、先生方や事務スタッフの方が話しかけてくれたり、気にかけてくれたりして、どんな人も受け入れてくれる雰囲気があります。
外に向けて気を遣うのは当然ですが、事務所の内部で過剰なストレスは感じたくないというのが正直なところ。
そういう意味では、TSLに関してはそういう悩みは少ないですね。
現在の業務とやりがいについて教えてください。
TSLでは若手であっても業務を任せてもらえることに驚きました。
かといって、決してほったらかしではなく、シニア弁護士が方向性を示してくれたり、アドバイスをくれたりするので、安心して業務に臨めます。
何より、補佐的な作業ではなく、自分が主体だと身につくことが多いと実感しています。
依頼者様から感謝の言葉をいただいたときは、もちろんうれしいのですが、シニアの先生と相談して方向性が決まる瞬間など、自分の中で成長を実感できたときにやりがいを感じます。
教育制度は充実していますか?
「One on One」といって、月に一度、シニア弁護士との面談が設けられています。
日頃の業務についてはもちろん、悩みや困っていることについても相談に乗ってくれています。
30分程度ですが、下の立場の者からすると、話を聞いてもらえるのはとても貴重です。
TSLにはどんな人が向いていると思いますか?
扱う分野が幅広く、業務にも偏りがないので、好奇心旺盛な人にぴったりかもしれません。
また、若手弁護士に任せてくれる事務所は多いわけではないので、
「自分でこうしたい」という考えをしっかり持っている人も向いていると思います。
弁護士を目指す学生が、今やっておいたほうがいいことは何ですか?
学生時代のまとまった時間があるときに、法律以外の本をたくさん読んで、いろいろな文章に触れることをおすすめします。
のちのち、どこかで紐付くことがきっとあると思います。
弁護士になりたてのころは、法律の本しか読めない状況になりがちですから、今ある時間を大切に使ってください。
将来はどんな弁護士を目指したいですか?
依頼者様の利益になるような形で、きちんと解決ができる弁護士になりたいですね。
最終的には、そういう実績を積んだ上で、自分の興味のある分野で仕事の領域をさらに広げていきたいです。