給付金の受け取りまでの流れを確認しましょう。
給付金を受け取るまでの一般的な流れです。
まずは給付金の対象となる可能性があるかどうかを確認します。
- B型肝炎の症状・通院状況
- 家族の状況
これらをもとに、給付金が支給される可能性があるか、ある場合にはどのような手続きで給付金の請求を行うか、などについてお伝えします。
給付金を請求するために必要な書類の収集を行います。
具体的には次のステップで必要となる医療記録(カルテ)や検査結果、戸籍などを収集します。
資料収集から提訴までの目安:3ヶ月~1年
B型肝炎給付金を受け取るためには、国を提訴する必要があります。
訴状を作成し、収集した資料とあわせて裁判所に提出します。
提訴から和解までの目安:6ヶ月~1年半
訴状および提出書類にもとづいて国でB型肝炎給付金の要件を満たすかを調査します。
調査の結果、B型肝炎給付金の要件を満たす場合には国との和解手続きを行います。
和解をすると、給付金の支払いに必要な和解調書を受け取ることができます。
和解から給付金受け取りまでの目安:2ヶ月~3ヶ月
訴訟で得た和解調書を社会保険診療報酬支払基金に提出し、給付金の支払いを請求します。
この請求から2~3ヶ月程度で給付金が振り込まれます。