セクハラ
- 年齢
- 20代
- 性別
- 女性
- 職業
- 医療事務
ご相談の背景
経営者のパワハラ・セクハラが日常化。さらに退職強要を迫られた。
ご依頼者さまは、医療事務職として勤務されていました。その職場では、ご依頼者さまを含む複数の女性従業員が、代表経営者から身体を触られるなどのセクハラを日常的に受けていました。また、勤務時間外に突然呼び出され、出勤を命じられるなどの不合理なパワハラも受けていました。さらに、ご依頼者さまは専門職としての業務に就けない別の職場への異動を命じられ、応じない場合には退職をするよう迫られました。
ご依頼者さまは、パワハラやセクハラ、実質的な退職強要を苦に、退職を余儀なくされてしまい、東京新宿法律事務所にご相談いただきました。
解決までのポイント
強制退職について慰謝料と逸失利益を請求。セクハラは刑事告訴も検討。
退職強要について慰謝料と逸失利益を請求しました。特にセクハラ行為は常軌を逸していたため、刑事告訴も視野に入れて進めました。その直後に、代表経営者は別の女性従業員に対する強制わいせつ事件で逮捕されました。
ご依頼さまの件も、このまま誠意のない対応が続く場合は刑事告訴を行う示唆して、粘り強く交渉を続けました。
結果
550万円の示談金が支払われる形で交渉が成立する。
代表経営者側は、ご依頼者さまの請求額のほぼ満額となる550万円を支払うことを打診され、最終的にその金額で示談交渉が成立しました。
労働問題に関するよくある質問
- 基本給が減額され、その分を「みなし残業代(固定残業代)」が支給されることになりました。どのように対応すればよいでしょうか。
- 「フレックスタイム制」の場合、残業代はどのように計算したらよいでしょうか。
- 「みなし残業制」「固定残業制」とはどういうものですか。その場合、残業代は出ますか。
- 「変形労働時間制」の場合、残業代はでませんか?
- 自分の割り増し賃金や残業時の時給をどうやって計算したらよいですか。
- 不当に解雇されたのですが、その場合でも残業代請求はできますか。
- 自分が請求できる未払いの残業代はどのようにして計算したらよいですか。
- 残業代を請求するのに、弁護士に入ってもらうメリットは何でしょうか。自分でも請求はできると思うのですが、何が変わってくるのでしょうか。
- 残業代は出ていましたが、30分単位でしか発生しないルールだと会社から言われていました。このような場合、30分単位でしか請求できないのでしょうか。
- 今の会社に15年勤めており(月給32万円)、月に20時間~30時間は残業しているのですが、最初から残業代が払われていません。どのくらい残業代が請求できますか。
- 既に別の会社に転職していますが、前の会社に残業代請求をしたら今の会社にバレてしまわないでしょうか。
- 既に退職しているため手元に残業時間を確認できる証拠がありません。このような場合、会社に開示させることはできるのでしょうか。
- 美容院に勤めていますが、残業がかなり多いのにも関わらず、出勤日はすべて定時で記録されていました。このような場合、残業代請求はできないのでしょうか。
- 会社に残業代を払うように主張したら、会社から、そもそもうちは残業を禁止していて、許可を得ない残業は認めないし、指示もしていないと言われました。このような場合、残業代は請求できますか。
- 残業時間の証拠としてのタイムカードや勤務表、日報をつけるルールが会社にありません。上司とのメール、LINEのやりとりはありますが、このような場合でも残業の証拠となりますか。